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山形県内の新型コロナ感染者数 6週連続で増加

山形県内の新型コロナウイルスの感染者数は6週連続で増加し、2025年最多となりました。

全国的に新たな変異株「ニンバス」の流行も指摘される中、県が注意を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、8月31日までの1週間に県内の定点医療機関から報告された新型コロナの感染者は381人で、2025年最多となりました。

前の週から37人増え、6週連続の増加です。

保健所別では、庄内で122人、村山で105人、置賜で58人などとなっていて、最上を除くすべての保健所で増加しました。

県では、例年この時期に感染者が増える傾向があるとして注意を呼びかけています。

「夏休みのレジャーシーズンになると人の移動が多くなってくる、その時期に(例年)新型コロナの感染も増える傾向にある。厳しい残暑もあってなかなか部屋の喚起が不十分なケースも考えられる。」

また、現在、全国的に拡大しているとされている新たな変異株「ニンバス」。

県内の感染者の増加にも影響しているとみられています。

「国立感染症研究所の先月の最新のデータによれば(全国の感染者の中で)ニンバスがおよそ8割検出されているという報告がある。この系統は感染力が強いと指摘されているので、その影響もあると思われる。」

県では体調に異変を感じたら早めに医療機関を受診することや、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

「喚起を徹底すること、そして手洗いと手指消毒、場面に応じたマスク着用、咳エチケットに留意しながら過ごしてほしい。」