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猛暑と少雨 ボート営業断念 秋のバラまつりは?
山形県村山市で開催される「秋のバラまつり2025」がいよいよ来週に迫りました。
バラは順調に生育していますが、公園にあるボートハウスには、猛暑と雨の少ない影響が出ています。
「例年はこの辺りまでは・・・。」
「ここは水ですね。」
「今年はだいぶ干上がってしまって・・・。」
「ひび割れていますよね。」
東沢公園にあるため池 東沢湖の水位は、通常およそ5.6メートルありますが、2025年は深い所でもおよそ1メートルと水位が例年よりも4メートルほど下がっています。
深刻な状況をもたらしているのが、連日の猛暑と雨の少なさです。
ボートハウスには春と秋のバラまつりの時期に合わせて多くの人が訪れます。
「(繁忙期というタイミングに水が無いのは痛い?)我々としても大打撃ですね。」
2025年はまとまった雨があまり降らなかったことで、ボートを運営することができなくなってしまったため、ボートハウスは、8月17日から今シーズンの営業を断念することに決めました。
営業の断念は、創業およそ70年の中で初めてのことだと言います。
2024年の8月と比べてもその差は一目瞭然です。
「やっぱり乗りに来て楽しかった、また来ますというのが、何よりも我々の原動力になっている。残念に帰られるのは、心が痛い。」
「バラの生育状況は、例年通りちょうど秋のバラまつりの期間に向けて順調に育っている。」
一方、9月12日から始まるバラまつりの会場では花が咲き始め、準備が進められていました。
こちらは、少雨の影響を受けず、例年通りおよそ2万株のバラが楽しめるということです。
「今回イベントの一つとして新しくビアガーデンなどもおこないますので、若い年齢層の方々にも来ていただければと思う。」