国内最高峰のアマチュア女子テニスの県大会が行われ選手たちが激戦を繰り広げました。

「ソニー生命カップ全国レディーステニス大会」は、40年以上の歴史を誇るアマチュア女子テニスの大会で、全日本選手権や国体などに出場経験のない25歳以上の女性が参加できます。

12月に行われる全国大会出場に向け、2025年は20人10ペアが県大会に参加しました。

決勝に進んだのは、この夏にペアを組んだばかりで初めての試合に臨む向井・野寺ペア。

迎え打つは、準決勝で2時間半の激闘を制した秦・金子ペアです。

第1セットをストレートで奪い勢いをつけた向井・野寺ペアは第2セット。

得意のストロークで相手の届かない絶妙な位置に落とすと。

足元への鋭いショットに相手も反応できません。

強烈なボレーも炸裂し得点を重ねます。

そして迎えたマッチポイント。

「リターンエース決まりました！ラインぎりぎりに打ち込みました！初めてのペアで初めての優勝！相手にひとゲームも与えず圧勝しました！」

「ここ（ラストプレー）は絶対決めようと思いました。1本1本緊張してやったので大変でした。」

「（笑顔でプレーしていたのが印象的だったが？）高校球児もスマイルでやっているので、それを真似しようかなと思った。苦しい場面でも何かいいチャンスがめぐって来ると思っていた。（全国でも）自分のプレーが少しでも出せるといいなと思っている。」

上位3ペアは12月に東京・有明で行われる全国大会に出場します。