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広い範囲で雷を伴う大雨 河川の増水に注意

山形県内では9月2日夜から9月3日朝にかけて広い範囲で雷を伴う大雨となりました。

雨のピークは過ぎましたが庄内では9月3日の夕方にかけて河川の増水に注意が必要です。

午前0時半ごろの酒田駅前です。

大粒の雨が打ちつけ、落雷もみられます。

県内では前線と暖かく湿った空気の影響で、活発な雨雲が流れ込んでいて、9月2日夜から9月3日朝にかけて庄内地方を中心に広い範囲で大雨となりました。

午前9時までの12時間に小国では85.5ミリ、鶴岡市櫛引では80ミリの雨を観測しました。

山形地方気象台によりますと、9月4日午前6時までに予想される24時間降水量は、おおいところで120ミリとなっています。

この大雨の影響で、鶴岡市の国道345号では土砂の流入や倒木が発生し、現在も全面通行止めが続いています。

また、鶴岡市湯の浜では午前1時頃、住宅のコンセントから焦げた匂いが確認されていて、落雷による被害とみられています。

JRでは羽越線特急いなほの上り2本が全区間運休、下りも酒田・秋田間で1本が区間運休となったほか、普通列車も始発から一時運転を見合わせました。

また、山形新幹線や仙山線や奥羽線にも一部運休や遅れが出ています。

午後は日本海側にある高気圧に覆われ、県内各地で晴れる見込みですが、庄内では3日夕方にかけて河川の増水に注意が必要です。