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「防災の日」山形県大石田町では小学生が防災学習
9月1日は「防災の日」です。
これに合わせ、山形県大石田町では小学生が防災について学びました。
この取り組みは、小学生に防災意識を高めてもらうと町の職員らでつくる団体などが初めて企画しました。
9月1日は町内3つの小学校の5年生およそ40人が参加。
講師から町内で起きる可能性がある自然災害や、「自分の命は自分で守る」などの防災への意識についてレクチャーを受けました。
続いて児童たちがつくったのは、災害の発生に備えいつ何をすれば良いかを決める避難計画「マイ・タイムライン」です。
大雨で最上川の水位が上がっている状況を想定し、自分と家族がどのような行動をとれば良いかを話し合い、記入していきました。
また、地図を使いながら避難場所を確認したり、最低3日間の避難生活ができる最小限の持ち物を考えたりして、防災への意識を高めていました。
「避難する場所や何を持っていくかを考えるのが難しかった。」
「災害が来てもすぐ反応できるようにしたい。」
「結構いっぱい持っていくものがあって、持っていくには大変だなと思いました。家族に『こういうことをしたんだよ』とか『こういうことが起きるんだよ』ということを呼びかけたいです。」
児童たちはいつ起きるかわからない災害について理解を深めている様子でした。
「自分でつくったマイタイムラインをしっかり家族と話し合って、少しでも完成版に近づけてもらいたい。きょう子供たちには災害に備える備蓄品や持ち出し品も書いてもらいましたが、しっかりその準備もしていただきたい。」
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