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稲刈りシーズン「適期の刈り取りを」キャラバン始動

本格的な稲刈りのシーズンを迎えるのに前に、適期の刈り取りを呼びかけるキャラバンが始まりました。

連日の猛暑により刈り取り時期が例年より早まる見込みです。

「先週以降もまた高温が続いてきているということで、稲刈りの適期についてもさらに早まっている。」

山形市で実施されたキャラバンの出発式には、生産者や県の関係職員らが出席。

「胴割れ」などの品質低下を防ぐためにも刈り遅れの無いように収穫することなどが確認されると、生産者へ適期での刈り取りを呼びかける「のぼり旗」が手渡されました。

このあと出席者たちは山形市内の「はえぬき」の圃場へ移り生育状況を確認。

「今こちらの圃場、青籾具合が3割程度、籾水分が28%、刈り取り適期に入るまで1週間程度かかる。」

県によりますと、出穂後に高温が続いたことで刈り取り時期は例年より1週間ほど早まっていて、適期の始まりは「はえぬき」と「雪若丸」が9月1日、「つや姫」が9月12日の見込みとなっています。

【県 農林水産部 中島具子 作物技術専門員】「今年は春先から極端な天気が多く、非常に生産者は苦労したと思うが、非常に良い状態で何とか稲も生育している状態なので、適期内に収穫して良いコメに仕上げてほしい。」

きょうから7台のキャラバン車が県内各地で適期での刈り取りを呼びかけます。