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稲の生育おおむね順調、白未熟粒の発生は去年並予想
稲の生育状況やコメの品質について共有する会議が開かれ、おおむね順調に生育が進んでいることが報告されました。
山形市の県村山総合支庁で開かれた会議では、まず稲の生育状況について報告されました。
地域や出穂期によって差はあるものの、おおむね順調に生育。
はえぬきと雪若丸については成熟したもみの割合を示す「登熟歩合」が平年よりも2割ほど進んでいるということです。
また、記録的な暑さの影響で懸念された粒が白くにごる「白未熟粒」の発生について、一等米比率が過去最低となったおととし程にはならず、去年並の予想となっていることが報告されました。
そして、年々刈り取りの適期が早まっていることから、農家への周知について従来以外の方法も検討すべきだという意見も出されました。
【県農林水産部 佐藤隆士 技術戦略監】「環境が温暖化で随分変わってきているので、それにどう対応していくかが大事だと思っている。先人の方からまずはしっかりと皆さんに情報を伝えて進めてもらえるような体制づくりが必要なのかなと」