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海外からも参加 高校生バイオサミット始まる

生命科学の研究成果を発表する高校生バイオサミットが山形県鶴岡市で始まりました。

毎年開かれている高校生バイオサミットには、海外を含む全国各地の高校などから140人が参加しました。

8月27日は、書類審査やオンライン審査を通過した生徒らの決勝プレゼンテーションが行われ、審査員に研究方法や結果について発表しました。

この決勝戦へ、県内からは4校が進出しており、このうち酒田東高校3年の佐藤凪紗さんは、「葉緑体泥棒?!光合成を行うウミウシの光の波長による行動の観察」をテーマに発表。

「本研究の目的は、チドリミドリガイの行動が、光の明暗条件や波長によって、影響を受けるのかについて明らかにすることです。」

審査員を前に、佐藤さんは堂々とプレゼンを行いました。

「この研究を通して、視野が広がったとすごく感じる。(将来は)その土地に合った植物を作るとか、安価で簡易的な農法を作るとか、世界に向けた、農業を生み出す技術者になりたい。」

バイオサミットは8月29日まで開かれ、最終日は表彰式が行われます。