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酒田市で特産「刈屋梨」の収穫
山形県酒田市の和ナシの産地では、2024年7月の豪雨災害や、この夏の雨不足など、困難を乗り越え、収穫が始まっています。
酒田市の秋の味覚「刈屋梨」。
明治時代から代々栽培が続く、こちらの「やまよ梨園」では、8月24日から「幸水」の収穫が始まり、今週末には収穫の最盛期を迎えます。
「やはり雨が少なかったので、梨の玉の大きさが良くなかったが、その分(日光を浴びて)甘さはのっている。」
2024年7月25日。
記録的大雨が刈屋地区を襲いました。
畑近くの川が氾濫し、伊藤さんのナシ畑も1.2アールほどが濁流に飲まれました。
被災後から「梨棚」の復旧と栽培を並行して行ってきた伊藤さん。
様々な困難を乗り越えて、やっと、収穫の時期を迎えました。
「『今年も来たよ!』と、来てくれる常連さんを見るとほっとする。間違いないナシをお客さまに出したいと思っている。」
「幸水」の収穫は9月中旬までで、その後、「秀玉」や「豊水」などが旬を迎えるということです。