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山形市などでタクシーの配車を行うアプリの運用開始

山形市などでタクシーの配車を行うことが出来るアプリの運用が始まりました。

地域密着型の配車アプリは東北で初導入です。

「きょうはタクシーで移動したいけど、乗り場に行ったり電話をかけたりするのは面倒だ。きょう始まったこの配車アプリでは、携帯1つで簡単にタクシーを呼ぶことが出来ます。」

その名も「きてけろTaxi」。

県内の移動をより便利で快適に。

徳島県に本社を置きタクシーの配車システムの開発や手配の代行などを行う企業と山形市内6つのタクシー会社が連携し誕生しました。

「若い層を中心として新規顧客の獲得にもつながり『きてけろTaxi』という新しい選択を利用者に提示させていただく。」

これまで電話でタクシーを呼ぶ際にはそれぞれのタクシー会社への連絡が必要でしたが、このアプリを使うことで1度の操作で複数の会社の中からタクシーを呼ぶことが可能になります。

アプリではまず出発地と目的地を選択します。

「時間ごとに『この会社だとこの時間で迎えに行けるよ』と選ぶことが出来る。すぐに乗りたい人、移動や準備の時間を逆算して呼ぶことが出来る。」

現在は山形市、天童市、上山市が出発地や目的地の場合のみの利用となりますが、管内全体のおよそ6割、240台ほどのタクシーの中から最適な1台が駆けつけます。

「携帯1つで呼べて、来る時間までわかるのは便利。この時間を有効活用できる。」

「地域密着型でこれから進めていきたいが(今後)各地域ごとに有効活用してもらいたい。簡単だということが一番。」

「年配の方も若い方も積極的に利用してもらえるアプリにしていきたい。」

今後はエリアを県内全域に拡大していきたい考えです。

「きてけろTaxiを利用してもらうことで、電話の混雑具合の解消につながっていく。電話でないとタクシーを呼べない人にはつながりやすい状況が生まれる。タクシー利用者の利便性がもっと豊かになっていけばよい。」