YTS NEWS

News

酒田市 新たな義務教育学校の整備場所を明らかに

続いては少子化に伴い全国でも進む学校の統廃合についてです。

山形県酒田市は6つの小学校と1つの中学校を統合し2033年度の開校を目指す新たな義務教育学校の整備場所を明らかにしました。

「人口減少が進む中で、懸案となっていたことだが、第四中学校区の義務教育学校は、既存の酒田市立十坂小学校の敷地を拡張して整備する方針を決定した。」

小学校と中学校の教育を一貫して行う「義務教育学校」。

酒田市立第四中学校の学区内に市としては初めて整備します。

整備場所となる十坂小、そして宮野浦、新堀、広野、浜中、黒森の合わせて6つの小学校と酒田四中を統合し、2033年度に開校する予定です。

開校に向けた準備として、まずは十坂小の改修工事を行い、2028年度に複式学級が編成されている4つの小学校と、十坂小を統合する予定です。

「子どもたちは学校の環境が大きく変わっていくので、事前に各校と交流を重ね、子どもたちが不安なく学校統合が進んでいくように努めていく。」

また2025年の秋には、児童・生徒の保護者や地元住民らでつくる「統合準備委員会」を立ち上げ、スクールバスでの登校や学校名などについて検討を進めていく方針です。