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無病息災・家内安全願い 岩谷十八夜観音「火渡り」

6年ぶりに荒行、復活です。

中山町の岩谷十八夜観音で例祭が開かれ、参拝者が無病息災などを願いました。

およそ1200年前、慈覚大師が開いたとされる岩谷十八夜観音。

「目の病気を治す神様」として人々に信仰されています。

毎年8月18日に例祭が開かれていましたが、コロナ禍や雪解けによる土砂崩れで道路が寸断されるなど2020年から5年間は規模の縮小を余儀なくされました。

6年ぶりとなった「今まで通り」の例祭にやってきたのはおよそ120人の参拝者。

祈祷を終えた後、住職は手にするとご利益があるという魔よけの矢を放ちます。

【インタビュー】「最高ですよ。今年すごい良いことがありそう」「前は赤い矢だった。(色で違う)みたい。(紫はどんな意味か)よく分かんないんです(でもどちらにせよ)ラッキーです」

その後、護摩木が焚かれ立ち上る煙と燃え盛る炎。

さらに県内全域で最高気温が30度以上の真夏日という暑さも加わり水分補給は欠かせません。

そして恒例の荒行「火渡り」も6年ぶりの復活です。

まだ火が残る護摩木の上を続々と渡っていく参拝者たち。

私も渡らせてもらいました。

【斉藤アナウンサー】「煙がすごかったが熱くはない。なかなかできない経験。今年30歳になるので健康第一。ご利益いただきました。」

【インタビュー】「祖父と一緒に来たがこういう素晴らしい文化が昔から続いていたということはもっと色々な人に知ってもらえたら。」

訪れた人たちは無病息災などを願い火の上を渡っていました。