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7月の猛暑 降水量が観測史上最少
8月に入ったきょう(8月1日)も、酒田で猛暑日となるなど厳しい暑さが続いています。
気象庁などのデータを見ると7月は、様々な記録を塗り替える異例の猛暑だったことがあらためて分かりました。
山形市では7月31日まで14日連続で35度以上の猛暑日となり、過去最長を更新しました。
この暑さの要因となっているのが、2つの高気圧です。
偏西風が北寄りに流れやすくなっていることで、太平洋高気圧と上空のチベット高気圧の日本付近へ張り出しが強まり、厳しい暑さが続いています。
気象庁によりますと、7月の最高気温の平均は山形で34.6度、米沢で33.8度、新庄で32.7度、酒田で32.3度と県内の主要4地点すべてで観測史上最も高くなりました。
中でも、米沢では連日のように過去最高気温を記録し、観測史上1位から7位までの数値を一気に塗り替えました。
猛暑は深刻な雨不足にもつながっています。
7月の降水量を見てみると、山形と新庄は8ミリと平年の4%。
酒田は3ミリで平年の1%にとどまり、観測史上最も少なくなりました。
今後の見通しについて民間の気象予報会社ウェザーニューズは、来週火曜日以降、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多くなり、猛暑と水不足も多少落ち着く見込みだということです。
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