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降水量少ない影響 最上川の水量が減少し海水の逆流

降水量が少ない影響で山形県酒田市では、最上川の水量が減少して海水の逆流が確認されています。

水道水に影響が生じていて市は節水を呼びかけています。

「節水とは、必要以上に水を使わないこと。各家庭の生活様式に合わせて工夫してほしい。」

酒田市によりますと、市内の先月の降水量は3ミリ程度と、雨が降らない日が続いています。

この少雨が原因で、最上川の水が減少し続け、海水がさかのぼる「塩水遡上」が発生し、通常の浄水処理が困難な状況になっています。

河口からおよそ9km上流にある、酒田市が運営する「小牧浄水場」では、7月30日午後から最上川からの取水を停止。

井戸水を使用する浄水処理に切り替えたということです。

「田沢川ダムからの供給を増やしているので、直ちに給水制限とはならないが、今後のダムの状況次第では、給水制限も予想されるので、水の使用量が増える時期だが、節水に協力してほしい。」