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海外からの観光客に向けた多言語ガイドシステム運用

山形県上山市の観光施設で、海外からの観光客に向けた多言語ガイドシステムの運用が始まりました。

「多くの県民が知っている上山市の伝統行事『奇習カセ鳥』を海外の人にも知ってもらいたい。きょうから始まった多言語ガイドでは、日本語だけではなく英語、さらには中国語で上山市の魅力や歴史を伝えます。」

上山市にある「上山城郷土資料館」。

2024年度は年間で4万5000人以上が訪れ、そのうち海外からの観光客はおよそ2000人とその数は年々増加傾向にあります。

うちインバウンド客1951人

導入された「多言語ガイドシステム」は、日本語でのガイドを省略せずに英語、そして主に台湾などで使われる中国語で見ることができます。

8月1日のお披露目会では、出席した関係者たちがさっそく体験しました。

「使い勝手の良い便利なものがあると、外国人観光客も上山市に来たくなるし、上山城だけでなくて上山市って素晴らしいところなんだなとわかってもらえるのでは。」

「(母国語の)説明があると、もうちょっと深く理解ができると思う。海外のお客さんにも上山とか県内の事をもっと知ってもらいたい。」

この多言語ガイドシステムは、354点あるすべての常設展示で利用できます。