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夏の高校野球山形大会決勝 熱闘を振り返る

続いては7月26日に行われた夏の高校野球山形大会決勝。
球児たちの熱闘を振り返ります。
県内43校40チームによる戦いを勝ち抜いてきたのは、県内最多19回の夏・優勝を誇る日大山形と9年ぶり2度目の夏・連覇を狙う鶴岡東。
夏の決勝の舞台では1973年以来52年ぶりの対戦となりました。
日大山形のマウンドには、ここまで4試合全てで先発登板のエース・小林。
1回表、この夏、3試合でコールド勝ちを収めた強力・鶴岡東打線を三者凡退に切って取ります。
一方、鶴岡東の先発、今大会大注目のサウスポー、エースの杉浦。
1回ウラ、日大山形は1アウトから2番・2年生の遠藤が内野安打で出塁。
その後、フォアボールとヒットなどで2アウト満塁のチャンス。
打席には6番・キャプテンの岩下。
その後、7番・阿部。
8番・林と連続タイムリー。
この回3点を先制します。
直後の2回表、鶴岡東の先頭、4番・キャプテンの酒井がセンター前ヒットで出塁。
その後、送りバントや進塁打で2アウト3塁のチャンスに7番・田中。
さらに続く8番・染谷の連続タイムリーで1点差に迫ります。
3回ウラ、日大山形は1アウトからヒットとフォアボールで連続出塁。
その後リリーフ登板した志村が3回4回を無失点で切り抜けます。
5回ウラ。
日大山形はヒットとフォアボールで1アウト満塁のチャンス。
バッターはここまで2打数2安打の8番・林。
さらに9番・小林のセカンドゴロの間にも1点を追加し引き離します。
6回表、好投を続けた日大山形の小林に右手の指がつるアクシデントが発生。
代わって本田がマウンドに上がります。
6回、7回とランナーを背負いますが得点を与えません。
しかし、8回表、鶴岡東の先頭2番・津田にヒットを許し、3番・松下。
その後、満塁となり5番・梅澤。
このダブルプレーの間に、3塁ランナーが生還し1点を返します。
2点差のまま迎えた9回表、後がない鶴岡東は2アウトながら1塁にランナーを置き、2024年甲子園も経験した1番・丹羽。
続く2番・津田はフォアボール、一打同点、長打が出れば逆転のチャンスに3番・松下。
3ボール2ストライクからの6球目。
「鶴岡東に(去年)夏に負けて、1年越しにリベンジしたかった。一番良い舞台で戦うこと、勝つことが出来てよく頑張った。」
「甲子園出場を決められてよかった、簡単に勝てる相手はいない、日大山形らしく泥臭く戦っていきたい。」
「決勝でこういう試合が出来て良かったし悔いはない。すごい楽しかったし、この仲間とできて最高だった。」
夏の甲子園は今週末に組み合わせ抽選が行われ、8月5日開幕です。
晴れて2年ぶり20回目の夏の甲子園行きを決めた日大山形の球児たちが、7月29日、ゴジダスに生出演します!
甲子園にかける思い、プレーの裏話など、伺っていく予定ですので、お楽しみに!
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