YTS NEWS

News

暑さや雨の少なさ 農作物への対策を検討する会議

この連日の暑さや雨の少なさによって、農作物への影響が懸念される中、今後の対策を検討する会議が県庁で開かれました。

会議では、気象台から7月の降水量が県内ほとんどの地点で平年の10%以下になるなど、深刻な雨不足が報告されました。

このため、農業用ダムなどの貯水率や河川の水量の低下が進み、農作物への影響が出ているということです。

現在、出穂期を迎えている「水稲」については、主に山間部で農業用水が確保できず、土がひび割れたり、稲が枯れるたりするなどの被害が確認されています。

また、果樹全般では、実が大きくなりにくかったり、高温で実が変色したりする影響も確認されているということです。

山形県内では、当面まとまった雨が期待できないとして、県はポンプを使って農業用水を繰り返し使ったり、地域単位で計画的に利用したりするよう呼びかけています。

「今のところはなんとかもっているというような報告もあったが、地域で話し合いをしながら、例えばローテーションで水を流す「番水」というようなやり方など、みんなが水を効率よく使えるように進めてもらえれば。」