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貴重な糸を作り出す希少なカイコ 小学生が観察
養蚕が盛んな白鷹町で、児童たちが貴重な糸を作り出すカイコを観察しました。
「きてーここ!!」
児童たちがクヌギ畑で探しているのは、日本原産の希少なカイコ「天蚕」です。「繊維のダイヤモンド」とも呼ばれる光沢のあるしなやかで強い糸を出すのが特徴で、ここ深山地区で1988年から飼育しています。
観察会には、蚕桑小学校の3年生と鮎貝小学校の2年生それぞれ18人ずつ参加。生産者や織物工房の職人たちから、1反の織物を作るのに約5000個の繭が必要なことなどを学びました。また天蚕の幼虫や繭を優しく触ったり、観察したりしていました。
【参加した児童】
「白いカイコよりもデカいよね。太さがサイズは五齢くらいだけど。長さは五齢くらいだけど太さは太い」
「探すのが楽しい。宝探しみたい」
【白鷹天蚕の会 須田信一 会長】
「白鷹の特産品で全国的にも珍しいもの。白鷹町にもこうした誇れるものがあるんだと頭の中に入れてもらえればいいかな」
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