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米沢市で伝統野菜「梵天丸ナス」の供養祭

7月4日は「ナシの日」として全国的に知られていますが、ここ米沢市では「ナスの日」として、夏の味覚である伝統野菜「梵天丸茄子」の豊作を祈る神事が行われました。

「梵天丸茄子」は、鮮やかな色と小さく丸い形が特徴です。発色の良い「仙台長なす」と、小型で歯触りの良い米沢の伝統野菜「窪田なす」を交配した品種で、置賜地域では浅漬けなどにして夏の味覚として親しまれています。

市内で漬物の加工などを行う内藤醸造では、7月4日が語呂合わせで「ナス」と読めることにちなんで、毎年この日に供養祭を行っています。

今日は生産者や観光関係者など約20人が参加し、採れたばかりのナスを漬け込み、今年の豊作を祈願しました。

【梵天丸茄子部会長 石川正義さん】
「暑いので、ナスの出来栄えも良いです。夏の風物詩がようやく来たなという感じで、皆さんに楽しんでもらいたいです。」

さっそく今日から出荷が始まり、市内の道の駅などで販売されています。