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高畠町の贈収賄事件で係長が失職

山形県高畠町が発注した橋の補修設計に関する贈収賄事件で、有罪判決が確定した町の係長が、地方公務員法の規定に基づき失職しました。

この事件は、高畠町建設課の元係長(49)が、町発注の橋の補修設計に関する指名競争入札で、業者側に秘密事項の事業価格を教えた見返りに現金およそ100万円を受け取ったとして、加重収賄などの罪に問われたものです。
山形地裁は先月13日、元係長に懲役2年6か月、執行猶予4年、追徴金およそ100万円の有罪判決を言い渡しました。元係長は控訴せず、有罪判決が確定したことを受けて地方公務員法の規定に基づき失職しました。
また町では、元係長を管理監督する立場だった建設課長を減給10分の1(1か月)の懲戒処分に、当時の建設課・課長補佐を訓告処分としました。