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山形新幹線 新型車両の故障に伴う区間運休が長期化

新型車両の故障に伴う山形新幹線の区間運休が長期化しています。

先行きが見通せない状況に観光業界は頭を悩ませています。

「10日以上経った現在も全区間、または一部区間で運休が発生しています。そのため運行情報を確認している人の姿が見られます。」

6月17日に発生した新型車両「E8系」の車両トラブルについて、JR東日本は、車両に電気を送る装置の半導体が損傷していたと発表しています。

しかし、損傷した原因については特定できず、今のところ7月7日まで区間運休などの影響が続きます。

「東根でサクランボ狩りをしてそれで戻ろうかなと。」

「(乗り継ぎがあると大変?)本当は一本で帰りたいが致し方ない。」

運休の長期化は、旅行業界にも大きな影響を与えています。

「このままでは動かない、これはまだ確定ではないんですけど。」

対応に追われているのは米沢市の旅行代理店「トラベル企画」です。

「どんな電話?」

「福島から在来のやまびこにのりつぐと案内したところ。」

トラブルが発生した17日以降、大手旅行代理店の予約システムによる米沢駅発着のプランは全面的にストップ。

すでに販売した旅行商品については、交通手段の振り替えなど、JRと利用客の間で調整に追われています。

「旅行業にとって一番の足はJR。JRの対応次第で右往左往している状況。早めに元に戻ることを祈るしかない。」

山形新幹線の7月8日以降の運行計画については、3日に発表される予定です。