YTS NEWS

News

山形空港に潜んでいるクマ 未だ捕獲されず

山形空港に潜んでいるクマは現在も捕獲されていません。

こうしたなか空港では6月28日以降も通常通りの運航を予定しています。

山形空港内に設置されたワナにはクマの姿はなく、中に入っている食べ物も荒らされた形跡はありません。

6月26日午前7時頃、東根市羽生の山形空港の滑走路付近で体長およそ1.2メートルのクマが相次いで目撃されたことを受け、三カ所にワナを仕掛けましたが6月27日午後6時時点で捕獲されていません。

山形空港では6月27日の明け方にも敷地内を走り回るクマが目撃されましたが、空港敷地内のパトロールを強化した上で、通常通り運航しています。

「きのうの時点で飛行機が全部止まったと聞いて、きょう行けるか不安だった。(クマは)捕まってはいないと聞いたが、ちゃんと飛行機が飛ぶようで安心した。」

「ひそんでいると思うと怖いので、まだ油断はできないと思う。」

山形空港事務所によりますと、山形空港でクマが目撃されたのは、1964年の開港以来初めてだということです。

「空港の滑走路にクマが出るのは想定していなかった。早期の解決に向けて、粘り強く皆さんの協力を仰ぎながら体制を作っているところです。」

山形空港では明日以降もパトロールを強化し、通常通りの運航を予定しています。