6月26日朝、山形空港の滑走路にクマが出没しました。

現在も捕獲には至っておらず、この影響で山形空港の発着便に遅れや欠航が発生しました。

午後1時半頃の山形空港の映像です。

クマとみられるモノが滑走路付近の草むらを走る姿が確認できます。

6月26日午前7時過ぎ、山形空港の滑走路などで体長およそ1.2メートルのクマが相次いで目撃されました。

この影響で午前8時頃から滑走路を一時閉鎖し、午前の東京・大阪発着便4便に最大1時間15分の遅れが発生しました。

クマは一時行方をくらましましたが、正午ごろ再び滑走路付近に姿を現しました。

「現在午後1時半です。クマはあちらの茂みに隠れているとみられていて、警察は周囲の警戒にあたっています。」

この影響で午後の山形空港発着の10便全てが欠航となりました。

「（山形に）来るときは新幹線で大変な思いして、まさかこんなことになるなんて夢にも思わなかった。」

「しょうがないですからね。また熊出てきて閉鎖されるくらいなら、今ちょっと話をして仙台から回ろうかと、仙台空港から札幌に向かおうと話していた。とりあえず着ければいいんですけど札幌に。」

警察や東根市では、午後2時半頃からクマが潜んでいるとみられる藪の周辺3カ所に、箱ワナを仕掛けてクマの捕獲を試みましたが、午後6時の時点で捕獲には至っていません。

クマによる人的・物的被害は確認されていないということです。