サッカーJ2 モンテディオ山形は、日本代表コーチの経験を持つ横内昭展さんが監督に就任することを発表しました。

「モンテディオ山形に何か新しいものが生まれてくれることを信じてこのクラブで全身全霊で頑張りたい。」

横内昭展新監督は2018年から5年間にわたり、日本代表のコーチとしてチームに帯同したほか、2023年には磐田を指揮し、J1昇格に導きました。

「渡邉前監督がしっかりとこの3年間、積み上げたものがあるなとすごく感じた。そこを壊す必要は無い、さらにそこへ何か積み上げられたらと…。」

午前中の公開練習にも横内新監督の姿がありました。

「監督が変わったことをSNSで見て、どのように立ち振る舞っているのかなと気になって来た。信じるしかない。」

サポーターの熱い視線の中、新監督は選手へ檄を飛ばします。

「一本目からコントロールミスしました、パスがズレます、（パスを）出した後テンポが変わりません、というのを無くしてほしい。それが俺からの（要求）、絶対にそれが習慣になったら試合のスタートで出てしまう。」

練習後には、キャプテンの土居選手と二人だけで言葉を交わす姿も。

「今までも（主将として）何とかしようとしてくれていると思うけれど、またさらに力を使ってみんなで立ち上がっていけるように協力をお願いしますと言われた。這い上がっていくために一つひとつの意識や気持ちも大事になってくる。」

モンテディオは28日、ホームで長崎と対戦。横内新体制の初陣を迎えます。