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新品種「やまがた紅王」の収穫期を前に出荷研修会

大玉の新品種「やまがた紅王」の収穫期を前に、最上地域の農家などを対象に出荷研修会が開かれました。

地元の生産者や東北農林専門職大学の学生など、およそ30人が参加した研修会。

県の担当者が「やまがた紅王」のパック詰めを実演した後、参加者も実際に体験しました。

「購買力が高まると思うのできれいに詰めるように詰め方の勉強を一生懸命してお客さんに喜んで買ってもらえるようにしたい。」

村山地域などに比べ収穫時期が1週間ほど遅く、遅場産地と呼ばれる最上地域。

この地域では2018年から「やまがた紅王」の栽培をスタートしていて、2024年はじめて出荷できるようになりました。

県としては村山地域の出荷が一段落したところで、最上地域が最盛期を迎えるという「リレー出荷」の実現を目指し、特に最上地域での「やまがた紅王」の栽培に力を入れたい考えです。

「ことし佐藤錦の結実は少なかったが、紅王につきましては着果量、結実が確保できたので適する品種ということで拡大していく可能性がある。」

最上地域での「やまがた紅王」の収穫は7月上旬に最盛期を迎えると見込まれています。