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県産サクランボ期待の品種「紅秀峰」寒河江で品評会

「佐藤錦」に次ぐ県産サクランボの期待の品種「紅秀峰」。

収穫の最盛期を迎えるなか、寒河江市で品評会が開かれました。

JAさがえ西村山が開いた品評会には14点が出品され、県やJA職員らが桐箱の部とバラパック詰めの部に分けて色づきや詰め方など8項目を審査しました。

紅秀峰はJAさがえ西村山管内でも栽培面積が2024年度より1割拡大しています。

2025年は開花時期の4月中旬、天候に恵まれて順調に生育し、5月下旬以降、寒暖差が大きい日が多かったことから、色づきも良いということです。

管内では平年並みとなる、およそ120トンの収量が見込まれています。

「大きさ、色、つや、どれをとっても素晴らしいものが出ていると思って、なかなか審査の方も難しい状況でした。西村山地区の素晴らしい紅秀峰ですので、消費者の方が喜んでいただけるものじゃないかなと思っております。」

審査の結果、「桐箱の部」では寒河江市西根の岡部洋介さんの紅秀峰が最高賞の「特選」に輝きました。

「選ばれたというのはとてもうれしく思っている。また来年もいいものを作れるように頑張って管理していきたいと思います。」

出品された紅秀峰は6月24日、東京・大田市場で競りにかけられます。