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樹氷をつくるアオモリトドマツの移植場所の草刈り

蔵王の冬のシンボル「樹氷」の再生に向け、樹氷をつくる「アオモリトドマツ」を移植する場所の草刈り作業が行われました。

この活動は樹氷の景観の復活を目的に関係自治体などでつくる「樹氷復活県民会議」が主催しました。

6月20日は樹氷再生の活動に取り組む山形市の建設業の社員や県職員など20人が参加。

蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅付近で、アオモリトドマツの移植場所を確保するため、草刈り作業を行いました。

参加者たちはチェーンソーなどを使いながら手際よく作業を進めていました。

このエリアは立ち枯れ被害が深刻で、山形県側ではおよそ2万3000本の被害が確認されています。

「木が枯れることなく、自然豊かに、冬も観光客が集まれるような自然環境になっていくといいなと思う。」

「私が小さい頃からスキーで蔵王によく来ていたんですけど、夏になってこんな姿になるのはとても悲しいので、早く復活できるように活動していきたい。」

移植作業は7月から9月にかけて行われる予定です。