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じもとホールディングス 株式配当の復活を決める

きらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスは6月19日、株主総会を開き、株式配当の復活を決めました。

これにより実質の国有化状態から脱却することになりました。

きらやか銀行の経営悪化によりじもとホールディングスは経営再建に向け、国からあわせて780億円にのぼる公的資金を受けていたほか、2024年3月期には過去最大となる234億円の赤字を計上していました。

そのため国が保有する優先株や普通株に配当ができない状態となり、議決権の63%を保有した国の管理下となっていました。

しかし、2025年3月期の決算では業績が回復したことを受け、2期連続の赤字決算から黒字になったと発表。

そして配当を再開する「復配」の方針を示していました。

6月19日の株主総会で正式に決議し、株式配当の復活を決めたということです。

これにより、事実上の国有化が解消されることになります。