高校生がAIを活用したアイディアを競う国際プレゼンテーションコンテストで山形東高校のチームが優勝しました。

次世代を担う人材を育成しようと2020年から開催されているこのコンテストでは高校生がAIを活用して社会課題の解決策を競います。

2025年は、全国の予選を勝ち抜いた山形東高校・探求科の生徒6人のチームが2025年3月に行われたアジア太平洋地域大会に出場。

生徒たちは高齢者の孤立化という社会課題に注目し、AIによって高齢者の転倒を防止し、安全な移動が出来る「AIスクーター」を流暢な英語で提案しました。

このアイディアはAIスクーターを利用することで、高齢者が外出する機会が増えるとして、孤立化の課題解決策として高い評価を受けます。

そしてアジア太平洋地域では、日本で初めて優勝を飾りました。

「（最優秀賞の感想は？）信じられない、アンビリーバブル、貴重な経験だったし、プロセス自体も楽しく終えることが出来て人生の中で大きなマイルストーンになる大会だった。」

山形東高校には助成金として2万ドルが贈られました。