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県議会6月定例会 副知事を2人とする条例改正案
県議会6月定例会が開会し、現在1人となっている副知事を2人とする条例改正案などが提出されました。
「社会情勢の変化に伴う様々な行政課題に的確に対応していくためには、知事を補佐する体制を強化する必要があると考え副知事を2人体制とすることとし、そのため副知事の定数条例の改正案を提案した。」
6月12日開会した県議会6月定例会に提出されたのは、現在1人となっている副知事の定数を2人とする条例改正案です。
吉村知事は歳出削減などを理由に、副知事2人制の廃止を公約を掲げ、初当選しています。
方針転換の理由について人口減少や災害への対応強化のほか、「米沢トンネル」の整備といった重要事業を政府や関係機関と連携して取り組む必要があることなどを挙げています。
副知事2人制をめぐっては、これまで県議会・最大会派の自民党がその必要性を訴えてきました。
「県政を前に向けるということで知事が提案した。我々も当初から(副知事2人制が)必要であるということで話していたので前向きにやっていきたい。」
一方、吉村知事を支援する第二会派の県政クラブは。
「(副知事)一人を公約に掲げて当選した吉村知事ですからそれなりの理由、整合性を聞いて会派でも議論して最終的に会派の意見を集約して対応していきたい。」
2人目の副知事の人選について、吉村知事は「条例改正案が可決されてから検討する」としています。
6月定例会にはこのほか、およそ11億円を追加する一般会計補正予算案など合わせて26議案が提出され、最終日の7月1日に採決が行われる予定です。
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