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山形市 プロ野球「セ・パ交流戦」楽天と中日の1戦

6月10日、山形市で行われたプロ野球「セ・パ交流戦」。
東北楽天ゴールデンイーグルスと中日ドラゴンズの1戦が行われ、1年ぶりの山形開催におよそ1万人の観客が熱い視線を注ぎました。
「楽天のユニホームを身にまとったファンたちが続々とやってきました。スタジアム周辺はまだ試合開始まで3時間ほどあるのですが、ものすごい熱気です!」
1年ぶりに帰ってきた山形でのプロ野球。
山形市のきらやかスタジアムには、楽天の勝利を願う多くの県民が試合開始を今か今かと待ち望みます。
「去年(楽天が)負けちゃったから今回は勝つと良いなと思って。いっぱいホームラン打っていっぱい得点してほしい。」
「(推している選手は?)宗山塁選手。守備が上手いのできょうもナイスプレーを期待している。」
スタジアムに詰めかけたのは9800人の野球ファンたち。
試合前に行われるセレモニアルピッチでは、パリオリンピックレスリング女子76キロ級金メダリスト、山形市出身の鏡優翔選手がマウンドに立ち素晴らしい投球、そしてさすがのタックルも見せ会場を盛り上げました。
楽天の先発は今シーズンヤクルトから移籍してきたベネズエラ出身のヤフーレ。
2回、中日の先頭、5番の高橋。
6番大島。
7番川越から3連打を浴びノーアウト満塁のピンチ。
続く8番石伊はアウトコースの変化球で空振り三振。
9番村松も打ち取って2アウトとして1番岡林。
ここはライトフライに切って取りピンチを切り抜けます。
その後も両チーム無得点が続き5回ウラ。
この回先頭、ドラフト1位ルーキーの宗山は1ボール2ストライクと追い込まれた5球目。
相手の暴投で振り逃げに!
キャッチャーがもたつく間に宗山は快足を飛ばして2塁を陥れます。
その後2アウトながら3塁までランナーを進めて一打先制のチャンスに1番小郷。
とらえきれずにセカンドゴロ。
先制とはなりません。
0対0で迎えた6回裏。
楽天は1アウトランナーなしの場面で3番村林。
甘めに入った速球をしっかりとらえファンが待つレフトスタンドに叩き込む3号ソロホームラン。
クリーンナップの一発で先制に成功します。
直後の7回表中日の先頭大島の当たりは宗山が難なく処理してショートゴロ。
広い守備範囲と安定したフィールディングを見せます。
しかし、その後2本のヒットで2アウト1塁3塁のピンチを招いたヤフーレ。
中日の1番岡林にタイムリーを許し同点とされます。
さらに代わった加治屋がフォアボールを与え満塁のピンチ。
イレギュラーバウンドの打球を痛恨の後逸。
これで逆転を許した楽天。3連敗となりました。