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山形県鶴岡市で「レオナルド・ダ・ヴィンチ」展

レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の作品をバーチャル技術を駆使し復元させた絵画などの展示会が、鶴岡市で開かれています。

ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチは、「最後の晩餐」や「モナ・リザ」など、世界で最も知られた絵画を描いた画家ですが、作品は16点しかなく、その多くは未完成であったり、欠損したりしています。

鶴岡信用金庫の100周年を記念したこの企画展では、東京造形大学の学生らがバーチャル技術を駆使し、未着色作品に彩色を施して復元させた絵画などが展示されています。

また、ダ・ヴィンチが考案した巨大建造物のほか、「最後の晩餐」に描かれた仮想空間の中を歩くVR体験コーナーもあり、人気を集めていました。

【インタビュー】
「イメージが変わる。ブルーもきれい」「すごくリアルに伝わってくる。存在が」

【アンバサダーを務める鶴岡市出身の歌舞伎役者、中村橋吾さん】
「ダ・ヴィンチがどう描きたかったのか。色や質感。そういうものが見られる展示。自分も見ていてぐっときたポイントでした」

この「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」は、7月5日まで鶴岡アートフォーラムで開かれています。