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規格外の尾花沢スイカが缶酎ハイに
尾花沢スイカを使った缶チューハイが大手酒造メーカーから販売されることになり、東京都内で発表会が開かれました。
新商品は「キリン氷結 mottainai 尾花沢すいか」です。
キリンビールではフードロスを減らそうと、去年から規格外のフルーツを原料にした商品を製造しており、横浜のナシ、高知のポンカンに続く第3弾となります。
尾花沢スイカは年間300から400トンほどが規格外となり、その3割が廃棄されているのが現状です。
キリンビールの取り組みを知ったJAみちのく村山が持ちかけて実現しました。
昨日の発表会にはJAみちのく村山関係者も出席し、期待をにじませていました。
【JAみちのく村山 志村秀弥 営農販売担当部長】
「尾花沢スイカらしいすっきりした甘みが感じられ本当においしい。」
【JAみちのく村山 大山功 スイカ生産部会長】
「行き場のなかった果実がチューハイとして救われるのはありがたい。」
新商品は6月17日から販売され、販売目標は1ケース・350ml入り24本の換算で21万ケースです。
新商品の販売で16トン分のフードロスが削減され、1本あたり1円、およそ480万円が産地に寄付されるということです。