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尾花沢の火災から1週間 被災者は支援励みに前向く

ところで尾花沢市で住宅や店舗など8軒が全焼した火事からきょうで1週間です。

悲惨な爪痕が未だ残る中、被災者は支援を励みに歩み出しています。

「こちら火災から一週間経った現場ですが、焼け焦げたにおいが今も残っています。」

5月29日午前3時過ぎ尾花沢市新町中央で、住宅や飲食店など8軒が全焼する火事がありました。

焼失面積はおよそ3215平方メートルにもおよびます。

実況見分が続けられていますが、火元や出火原因の特定には至っていません。

瓦礫が散乱する現場には、被災した人からメッセージが残されていました。

「たくさんの支援、お声がけありがとうございます。私たちの心の傷はとても大きいです。でも前を向いて進んでいきます。」

被災した人の話によりますと、火災があったことを聞いた人たちが食料品など支援物資を持ってくることもあり助けられたということです。

市によりますと被災した9世帯の21人は現在、市営住宅や友人、親戚の家に身を寄せていて今後の居住地は全員決まっているということです。

市では災害支援金や税金の減免など生活再建に向けた取り組みも進めていくとしています。