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酒田市内の寺に潜んでいるクマ 捕獲されず警戒続く

山形県酒田市内の寺に潜んでいるとみられるクマは、現在も捕獲されていない状況で現場周辺では警戒が続いています。

クマが目撃されたのは、酒田市若竹町の法輪寺で6月3日午後8時15分頃、寺の関係者が、本堂の床下にクマ1頭が出入りしているのを防犯カメラ映像で目撃し警察に通報しました。

警察と市は本堂の床下にバリケードを設置したほか、ドラム型の箱ワナを仕掛けましたが、現在のところクマが捕獲されたという情報は入っていません。

現場は、酒田市役所から南へおよそ1.5キロの住宅街で、周辺の小学校では、保護者が付き添って登下校する対策がとられていました。

「不安ですね。早く捕まってほしいと思う。」

「不安ですね。子どもに何かあったら取り返しがつかない。」

今のところ人的、物的被害は確認されていません。

クマは本堂の床下に潜んでいると見られ、警察と市が監視を続けています。