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県人口100万人割れ 業界代表者らが対策話す会議
県人口が100万人を下回ったことを受けて、各業界の代表者らが集まり、今後の人口減少対策について話し合う会議が県庁で開かれました。
県の人口は、5月1日時点で99万9378人となり、105年ぶりに100万人を下回りました。
急速に進む人口減少を踏まえて初めて開かれた会議には、経済団体をはじめ、観光、農業、教育などの各業界からおよそ30人が出席。
会議の冒頭、県人口は当面の間、減少が続き、2050年には推計でおよそ71万人になる見込みであることが報告されました。
また、出席者からは人口減少対策の取り組みについて、意見が出されました。
「男性育休を取る人は徐々に増えていますが、もっと職場の規則と意識と環境を変えていかないと、2人目のハードルは低くならないと思う。地球課題や社会課題の解決に取り組むと同様に、いやそれ以上の熱意で社内の従来の価値観や規則を変えていくことに取り組むべき。」
「少子高齢化が進むということは、リタイアする人が多いということ。第二の人生を歩む人が多いということなので、そういう人たちが学べる場所をつくる(ことが大事)。」
会議は今年度中に合わせて3回開かれます。
「いろいろと試行錯誤しながら、前向きに皆で明るく一緒に持続可能な明るい山形県をつくっていきましょうということで、これからもしっかりと取り組んでいきたいと思っている。」