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本間家に伝わる茶道具の数々を集めた企画展 酒田市

酒田の豪商、本間家に伝わる茶道具の数々を集めた企画展が開かれています。

酒田市の本間美術館で開催されている企画展、「茶の湯のうつわ」。

時の権力者や茶人たちに大切にされてきた歴史的価値の高い茶道具を73点展示しています。

【本間美術館・主任学芸員 須藤崇さん】
「この企画展は、主に酒田の本間家に伝来した当館を代表する茶道具の中から、茶席の主役ともいうべき、茶碗と茶入を中心に紹介している。」

こちらは、重要美術品の「大井戸茶碗 銘 酒井」。

16世紀、朝鮮半島で作られた物で、庄内藩主酒井家から本間家に伝わった逸品です。

【本間美術館・主任学芸員 須藤崇さん】
「こちらは、山形県の指定文化財になっている唐物の大海茶入です。(口縁が広いので)大海に入れるほど抹茶の粉が多く入れられることから「大海茶入」という名前が付いた。酒井家がお持ちだったという証として、蔵の番号、蔵番「三拾二番」が記されている。」

この企画展は、7月15日まで開かれています。