YTS NEWS
News
多様化する悩みに寄り添う支援拠点 山形県南陽市
引きこもりや孤立、不登校など、多様化する悩みに寄り添おうと、幅広いニーズに対応できる支援拠点が南陽市に完成し、内覧会が開かれました。
南陽市に明日オープンする「Youth+なんよう」は、教員免許やキャリアコンサルタント、臨床心理士など専門的な資格を持つスタッフが常駐する居場所支援施設です。
施設は南陽市が総事業費600万円余りで整備し、引きこもり支援などを行う米沢市のNPO法人With優が運営します。
支援の対象は「引きこもり」といった社会的な孤立をしている人などで、「学び直し」によって高校卒業資格の取得を目指したり、就労に向けた準備やトレーニングをしたりすることができます。
対象年齢は15歳から40歳ほどまでで、中学3年生のうちからこうした国の就労支援事業と関わることができる施設は全国的にもほとんどないということです。
【Youth+なんよう」を運営する白石祥和代表】
「今の縦割り制度の中だと、完全に孤立してからでないと登録して利用ができない。どんな方でも最後に籍を置くのが中学生。中学3年生が支援につながる入口になったらとこれまで事業を継続する中で感じてきました。一歩踏み出してみようとか失敗しても戻ってこれるような場所にしていきたいです。」
施設は毎週月曜から水曜の11時から16時までオープンし、登録制で利用は無料です。
閲覧数ランキング