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加茂水族館で、沖縄に生息する珍しいクラゲ
鶴岡市の加茂水族館で、沖縄に生息する珍しいクラゲ「デイゴハナガサクラゲ」が紹介されています。
展示されているのは「デイゴハナガサクラゲ」です。このクラゲは2019年に沖縄で発見され、新種のクラゲとして登録されました。
沖縄県の花である「デイゴ」が咲く時期に現れることにちなんで名付けられました。
これまで沖縄以外では見つかっておらず、国内では美ら海水族館と奄美海洋展示館でのみ飼育されていました。
4月上旬、加茂水族館のスタッフが沖縄で採集し、今回の展示にこぎつけました。
現在、7個体が展示されており、触手の先端にはピンクや緑といった蛍光色が付いています。
【飼育課 玉井亮太さん】
「今のところ順調に大きくなっています。成熟もしそうだねとスタッフとも話をしていて、もうちょっとでうまくいけば受精卵も採れるのではないかなと話していますが、まだやってみないと分からないところです。あまり見る機会がない種類のクラゲなので、よく観察して興味をもってもらえればと思います」
加茂水族館では今後、デイゴハナガサクラゲの繁殖にも取り組んでいきたいとしています。
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