YTS NEWS

News

寒河江市で決起大会 サクランボ出荷拡大目指す

サクランボのシーズンが本格化するのを前に、山形県寒河江市で出荷の拡大を目指す決起大会が開かれました。

決起大会には地元の生産者や市場関係者などが出席。

JAさがえ西村山管内では開花の時期に雨や風の強い日が多かったことなどから、佐藤錦の着果数が平年より少ないことが報告されました。

また、カビの発生によってサクランボが腐る「灰星病」が多く発生し県が注意報を発表していることから、感染した実を摘み取った上で薬剤を散布するなどの対策を呼びかけました。

今シーズン管内のサクランボの出荷量はおよそ600トンを見込んでいます。

また、去年に引き続き高温の影響で発生した「双子果」について訳あり品として販売するということです。

「皆さんが丹精込めてつくったサクランボを一粒残らず収穫し市場に出荷するようお願いしたい。」

決起大会に先立ち、農産物の盗難防止を検討する会議も開催。

管内では2024年サクランボの盗難被害が1件発生しているとして、防犯カメラや盗難防止用のロープを設置するなどの対策を確認しました。

今後、園地のパトロールやのぼり旗の設置などで警戒を強めるとしています。