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地元の伝統芸能「林家舞楽」、河北の高校生が学ぶ

河北町の高校生が、地元に伝わる伝統芸能「林家舞楽」を学んでいます。

林家舞楽は河北町の谷地八幡宮の宮司・林家に伝わる、国指定の重要無形民俗文化財です。

谷地高校では生徒に地元への愛着を持ってもらおうと、10年前から授業でこの林家舞楽を学んでいます。

生徒は3つのグループに分かれ、宮司から楽器の吹き方や、舞の礼儀作法を学びます。こちらは龍笛と呼ばれる横笛の練習です。

【谷地八幡宮 林重陽さん】
「ここにロウソクがあって、ロウソクの火を消すイメージで笛の先の方に息を出す。」

【生徒】
「結構音を出すのが難しい。授業を通して(伝統芸能に)関わることが出来るのはすごくいい経験。」

一方、舞のグループは指先から目線までを意識しながら、一つ一つの動作を繰り返し確認していました。

【生徒】
「ゆっくりしなければいけないところを早くしてしまったり、指先まで意識するところがすごく難しい。完璧に仕上げたい。」

生徒たちは、11月に谷地八幡宮で行われる「秋の雅楽演奏会」で、練習の成果を披露するということです。