米沢市に廃校になった小学校を利活用した宿泊施設がオープンします。営業開始を前に、関係者向けの内覧会が開かれました。

再生されたのは、おととし廃校になった米沢市立旧三沢東部小学校です。

民間の団体が校舎の一部を改修し、合宿や研修、旅行の際に宿泊できる「米沢みさわ小学校」としてオープンさせます。

きのうのセレモニーには、地域住民や関係者などおよそ60人が参加しました。

建物は、ことし1月にクラウドファンディングで資金を集め、コインランドリーやベッドなどを整備。最大36人が泊まることのできる宿泊施設に生まれ変わりました。

内覧会見学者（卒業生・女性）
「（Q.普通に寝られそう？）寝られそう。いい施設になってよかったです。」

【インタビュー】
「とても良く（整備）している。素敵ですね。特に若い人が来てくださるのがすごくいいと思う。」

【米沢みさわ小学校 谷山紀佳 共同代表】
「星空もきれいで、温泉もあって、焚き火もあって、超青春な滞在体験をぜひお楽しみいただけたらと思います。活用によって、この場所が米沢で素敵な思い出が生まれる人が増える拠点として生かしていきたいと思っております。」

この施設は6月15日にオープンする予定です。