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県内に住むウクライナ人の思い
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から3年余り。中東のトルコで両国による停戦交渉が行われています。
県内に住むウクライナの人はどのように見ているのでしょうか。
米沢市の職員、マレンコヴ・ヴラッディスラヴさんです。3年ほど前、米沢市出身の女性と結婚しこの地に移住しました。
マレンコヴさんが生まれ育ったウクライナ南部のザポリージャ州はロシアが一方的に併合を宣言。
現在もときおり激しい戦闘が繰り返されているなか家族や友人らが多く住んでいます。
【インタビュー】
「おばあちゃんは戦争始めるときは3カ月半年くらいだと思っていた。みんな疲れている。」
侵攻から3年余り、ロシアとウクライナの停戦に向けた協議が、中東トルコで行われる見通しとなりました。
両国関係者の対面での協議が実現すれば、侵攻直後のおととし3月以来です。
しかし、期待されていた首脳同士の会談はおろか現段階で対面での協議も始まっていません。
【インタビュー】
「ロシア代表団のレベルはウクライナ代表団のレベルと比べてかなり低いです。きょう実質的な進展があるとは思えず残念」
それでも両国がトルコを介して停戦に向けた話し合いを進めていることを明るい兆しとしてとらえています。
【インタビュー】
「ウクライナからはいつも悪いニュースだけが届きます。わたしは戦争が終わってほしいです。トルコでの協議は平和の始まりにしてほしい」