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「ヤマザワ」創業者・山澤進さん 5月4日に死去

スーパー「ヤマザワ」の創業者で県内の経済界を牽引した山澤進さんが5月4日に亡くなりました。
95歳でした。

山澤さんは1930年山形市に生まれ、20代で東根市に薬局を開業。

1962年山形駅前に県内初のスーパーマーケットをオープンさせました。

その後、県内や宮城県などに店舗数を増やし、2005年には当時の「東京証券取引所」市場第一部に株式を上場しました。

また山形経済同友会の代表幹事を6年、山形商工会議所の会頭を7年務め、産業振興に関する叙勲を受章しました。

「いま小売業も競争時代なので地方でどれだけ個性を生かして勝ち抜くかということが大事。」

株式会社ヤマザワによりますと山澤さんは5月4日、老衰のため山形市内の病院で亡くなったということです。

関係者からは惜しむ声が聞かれました。

「すごくお世話になったなという思いといろいろと教えてもらったなというそんな思いが頭の中を駆け巡った。」

株式会社でん六の社長で山形経済同友会の代表幹事を務める鈴木隆一さんは、山澤さんが強いリーダーシップで県内の経済界を牽引してきたと振り返ります。

「勉強熱心でしたね、未来を考えていま何が出来るかということをいろいろ考えて提言・実行していたと思うのでそういう面は本当に見習わなければいけない。」

山澤さんの葬儀はすでに近親者のみで執り行われ、7月2日に会社主催のお別れの会が開かれる予定です。