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最上広域消防本部のパワハラ 1人の被害認定

最上広域消防本部の職員4人がパワハラの疑いで相次いで休職した問題。

この有無について調査していた第三者委員会は、1人に対するパワハラを認定しました。

「住民のみなさまの信用と信頼を損ねたことに付きまして深くお詫び申し上げます。」

報告書によりますと、パワハラ被害の認定を受けた最上広域消防本部の職員は、ミスなどをした際に同僚2人から大声で叱責されたことが原因で、2023年12月から2024年3月までの間で合わせて55日間、休職していました。

第三者委員会では、休職した理由について、アンケート調査や医師の診断書から同僚2人によるパワハラが原因だと認定。

今後、懲戒処分審査委員会の決定に基づき厳正に処分をしていくということです。

いっぽう調査対象となったほかの休職した3人については、新庁舎の建設をめぐり異なる意見を持つ職員の板挟みになり、精神的な負担が重なったためでパワハラが原因ではないと結論付けました。