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参議院選挙 山形選挙区 各陣営の訴えが熱帯びる
参議院の任期満了まで3カ月。
山形選挙区では、野党系の現職に自民などの新人が挑む構図となる見込みで、早くも各陣営の訴えが熱を帯びています。
参議院選挙に立候補を予定しているのは、
無所属の現職 芳賀道也さん、
自民の新人 大内理加さん、
共産の新人 三井寺修さん、
参政の新人 佐藤友昭さんの
4人です。
【芳賀道也氏】
「新人議員にお土産と称して10万円の商品券を配る。そんな世界に住む者に国民の庶民の声が届くはずがないんです。額に汗して働く者たちの声が届く国民が主役の政治を取り戻そうではありませんか。」
再選を目指す無所属で現職の芳賀道也さん、4月26日には山形市で開かれた労働者の祭典「県中央メーデー大会」に出席。
ガソリン価格の値下げや、「手取り」の増加につながる政策などを訴えました。
前回の選挙では共産も芳賀さんの支援にまわりましたが、今回は今のところ困難な状況で、国民、立憲、連合山形の「2党1団体」から支援を受ける見込みです。
「6年間の実績を訴えていくだけ」と意気込む芳賀さん。
国会への出席のため山形を離れることもある中、大型連休中はできる限り県内に足を運び、より精力的に活動していく考えです。
【芳賀道也氏】
「(国会に)県民の声を届けながら、(参院選挙は)通信簿みたいなもの。もう一期大好きな故郷に貢献したいんだという強い思いを訴えていこうと思います。」
【大内理加氏】
「なにより大切なのは私がこの山形県のために何をしたいのかということを愚直に訴えて戦う選挙だと思っています。常に軸足は地方に置いて皆様のためにお役に立てるよう頑張っていきたい。」
元県議会議員で自民の新人大内理加さんは、4月19日に米沢市で開かれた鈴木憲和衆議院議員の国政報告会に出席。
人口減少対策など、様々な課題解決に向け、地方の経済を成長させるための環境づくりを訴え、支援を呼びかけました。
大内さんは2021年の県知事選挙、2022年の参議院選挙に出馬するもいずれも落選しています。
今回は「三度目の正直」をキャッチフレーズに掲げる大内さん。
自民への厳しい声を受け止めながらも、県内の各地域に設置した選挙対策本部や支援組織を軸に活動を進めていく考えです。
【大内理加氏】
「参議院の2つの議席が野党になっているということはなかなか政権与党を通して県民の声が国政に届いていないということですからしっかり1議席を確保するということが山形県のために必要なことだと思っています。」
2024年の衆議院選挙に続いて2度目の国政挑戦となる共産の新人 三井寺修さん。
4月19日にはJR山形駅前で穀田恵二・前衆議院議員らと街頭演説を行いました。
【共産・新人 三井寺修氏】
「日本共産党の躍進がいまどうしても必要です。安保法制、改憲、そして消費税増税に反対して立憲主義を守る候補は私しかいません。」
2025年2月に出馬を表明した参政の新人、佐藤友昭さん。
知名度アップに向けて各地で街頭演説を重ね、第一次産業の復活や民意が反映される政治を訴えます。
【参政党・新人 佐藤友昭氏】
「(今の政治への)不満だったりとか絶対こうした方がいいよね、当たり前だよねということ、その当たり前のことを当たり前に言う、そして当たり前にちゃんとした日本をつくっていく、そういう形で訴えていきたい。」
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