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県が対策会議 クマ出没時の対応確認

クマの目撃が増える時期を前に県が対策会議を開き情報を共有しました。

会議には県の担当職員などおよそ20人が参加し、クマの出没状況や出没した時の対応などを確認しました。

こちらのグラフは去年のクマの目撃件数を月別でまとめたものです。

去年は、4月の時点で26件でしたが、今年2月に新庄市の中心部に出没するなど4月20日時点でこの時期としては過去最高の35件となっています。

こうした現状を踏まえ、4月、鳥獣保護管理法の改正案が成立。

市街地でも一定の条件の下であれば市町村の判断で銃を使った捕獲が可能になります。

【山形県環境エネルギー部高嶋智弘次長】
「これまでと取り扱いが変わるところがありますので、しっかりと対応ができるように準備を整えることによって、これまで以上に安全で迅速な対応ができるようになる。」

県によりますと、毎年5月から6月にかけて目撃数が急激に増えるため、山菜採りなどで山に行く時は鈴を持ち歩くなどの対策を呼びかけています。