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山火事から1年 再び火事起きないよう祈る 南陽市

去年、南陽市で発生した大規模な山火事からまもなく1年です。

被害のあった秋葉山では再び火事が起きないように祈る神事が行われました。

去年5月、南陽市の秋葉山で発生した山火事は、鎮火までに9日かかり焼失面積はおよそ122ヘクタールと県内では過去10年で最大規模となりました。

発生から1年が経つのを前に、きょうは燃え方の激しかった山小屋の周辺で神事が行われ、白岩孝夫市長や消防関係者などが再び火事が起きないよう祈願しました。

【南陽市白岩孝夫市長】
「二度とあの不安な夜を過ごさないで済むように火の取り扱いに気を付けようということを日常で合言葉にしながら山火事をみんなで防止していくように努めたい」。

山の再生に向けた動きも始まっています。

秋葉山では4月から焼けて枯れた木を切り倒し、搬出する作業が始まりました。

5月中をめどに、特に被害の大きかった1ヘクタールの範囲でおよそ1300本を伐採。

今年10月末ごろには、市民が参加して植樹作業を行う予定です。