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スマート農業の普及へ 自動操縦トラクター実演会
AIやロボットなどの先端技術を活用したスマート農業の普及に向け、新庄市では自動操縦のトラクターの実演会が開かれました。
新庄市の東北農林専門職大学の水田を耕すのは自動操縦の新型トラクターです。
新庄市と大学、そして農機メーカーの南東北クボタは、スマート農業を広めることを目的に連携協定を結んでいて、きょうはその活動の一環でトラクターの実演会が実施されました。
このトラクターは人工衛星の信号などから的確な位置情報を受信することで、土を耕す際の作業のズレを2センチ以内におさめるようにハンドル操作を補助してくれます。
【インタビュー】
「自分ですることが本当に何も無くて、ボタン一つ押せば勝手に真っすぐ行ってくれたので、乗っていてすごく楽しかった。」
【南東北クボタ ソリューション推進部 新妻敏宏 部長】
「一番のメリットはハンドルから手を離せるところ。オペレーターの疲労軽減にもなるし、いろいろな調整も後ろを見ながらコントロールが出来て、精密農業にも繋がる。」
【山科朝則 新庄市長】
「耕作面積を大きくした時に、スマート農業=自動運転化によって省力化していくことによって、何とか地域の農業を守っていきたい。」
新庄市やメーカーでは今後、スマート農業に関するセミナーなども実施していく予定です。
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