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旧家に伝わる五月人形を展示 山形市・紅の蔵

紅花商人の旧家に伝わる貴重な五月人形などを集めた展示会が山形市で開かれています。

山形市の「山形まるごと館 紅の蔵」で開かれている企画展。

江戸時代に紅花商人として栄えた「マルタニ長谷川家」が集めた江戸後期から昭和までの作品およそ25点が並んでいます。

こちらは京都の五条大橋で牛若丸が弁慶の攻撃をかわす場面。

立体的な配置で躍動感を表現していて、2人の表情の違いも楽しむことが出来ます。

また、こちらの桃太郎の物語を描いた作品は、犬や猿の毛並みなど細部へのこだわりが感じられます。

【山形まるごと館 紅の蔵 会田保恵さん】
「紅花の交易が江戸後期から昭和ごろまで行われていたので、いろいろな時代の人形を見ることが出来る。甲冑などもあるのでお子さんも喜んで見ていただけると思う」

このほか、和紙でつくられたおよそ2メートルのこいのぼりや、源氏と平氏の戦いを描いた「屋島合戦図屏風」なども展示されています。

この五月人形展は5月27日まで開かれています。